君を 失う くらいなら
名を、忠義を、誇りを、そのすべてを貶めてでも。
私は、おまえを、
一発目からアレですが。周泰を戦に出したくない権様が、
適当に罪をでっち上げて投獄させるっていう…そんなイメージ。
君を 失う くらいなら
…お逃げを…
すでに炎に巻かれた自分を、省みずに孫権様が逃げられるよう自刃。
…ていうか刀曲がりすぎだろコレ…orz
舌ごと奪うようなキスで
耳をふさいで。
舌ごと奪うようなキスで
口がお上手ってこういう人のことを言うんですね!(違)
渇 愛
どれだけ飲めば、この想いを 忘れられるのだろう…
この後、周泰は周泰で酔いつぶれた権たんを寝室に運びながら涙の跡を見て
『どれだけ想っても、この方の苦しみを取り除いては差し上げられぬのか…』とか思ってるといい。
すれ違い萌え。
渇 愛
もっと愛せよ!
「此度の戦でも見事だったな!褒美は何がいい?」
「…いえ…そのお言葉だけで…身に余る光栄です…」
「何を言う!そのデカイ身体に余るものなんて何もないだろう?」
(…そういう意味では…)
「でもな、私も今におまえに負けないくらいでかくなってやるからな!」
(…それは…どうだろう…)
「だから、私が大きくなったらその分、」
「もっと愛せよ!」
「……御意。」
もっと愛せよ!
たちの悪い、からみ酒だった。
「おまえの心根が実は人一倍熱いことは知っている。だがそれが色恋に向いたりはせんのか。」
「俺は…孫呉のため武に生きるのみ…」
「まったくおまえはすぐそれだ。忠義に厚いのはよいが、情というのはまた別物だろう?家庭をもっていてもいい歳だろうに」
「身命を賭して孫権様をお護りするのに…そのような者は、邪魔に…」
「ふぅむ…よし!ではあれだ、私を愛せ!それならば任に支障はあるまい!」
…あまりの内容に、しばらく言葉が継げなかった。
孫権様はうん、そうだ、それがいいなどと一人でしきりにうなずいておられる。
「………お戯れを………」
「ああもう、いいから、ものは試しだ!ちょっと私を愛してみろ!
命令だ!君命だぞ! 私を愛せ!!」
畳み掛けるように無体なことをおっしゃって、酒気のせいで潤んだ瞳で見上げてくるものだから。
それ以上見つめていたら、余計なことを口走ってしまいそうだったので、
おもわず俺は、つと目をそらした。
その一瞬の隙に。
ことり、と孫権様は寝入ってしまわれた。
くったりとしたその寝顔を眺め、ため息をつく。
「…その命令は、きけませぬ……」
すでに、俺にはあなたが全てなのに。
これ以上、どうやって。
誰にも見せたくない
こんな顔を見たら、きっと、誰もが。
だから、
誰にも見せたくない
ひとさらい。
服従 と 誓い
服従
服従 と 誓い
誓い
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