33.出逢ったとき身体を重ねる人になると予感しました?
泰:「…有り得ん…」
権:「あの時私はまだ子供だったしな。想像もつかなかったぞ。」

34.想いが通ってから身体を重ねるまで。どれくらいの期間?
権:「直後、だな。まぁ…勢いというか…はは、今思えば性急だが、あの時はもうそれしか考えられなかった。一刻も待てなかった。」
泰:「孫権様がお誘いくださり……抑えが…利かず…」
権:「そうか?お前はいつもどおり冷静だったと思っていたが。」
泰:「…夢中でした…」
権:「そうか…それはいい事を聞いた。」

35.初めて一つになった瞬間、何を思いましたか?
権:「幸せだった。他に覚えていない。それくらい、ただ幸せだった。」
泰:「…ただ…愛しく……」

36.褥に入るときは灯りは?
泰:「…どちらでも…かまわん…」
権:「いつもは少し落とす、くらいか。あまり明るすぎるのも変だしな。」

37.着物は着たまま?それとも全部脱ぎますか?
権:「全部脱ぐ。……寝室のときは、な。」
泰:「…大抵…全て脱ぐ…」
権:「他の場所のときは着たままのことが多いか。…幕舎とか……外とかな。」

38.一番気持ちよかった情交はどんなふうでした?
権:「一番、というのも決めかねるがなぁ…。なんというか、毎回が新鮮だからな。それに…周泰は巧いのでな。常に満足させてくれる。」
泰:「…いつでも…」

39.受の方に内緒で攻の方にお聞きします
    褥の中でこんなことをしてくれたらいいのにってことは何ですか?
泰:「…恥ずかしがらず…他のことなど気にせず…ただ…感じてくださればよい…。お気遣いは嬉しいが…なにより…ご自分が悦くなることに集中していただければ…それで…」

40.攻の方に内緒で受の方にお聞きします
    褥の中でこんなことをしてくれたらいいのにってことは何ですか?

権:「遠慮を捨てて欲しいものだな。横柄にされるのは腹が立つが、そうだな、たとえば私があいつの妻だったらするように、して欲しいのだ。『自分のもの』という風に抱かれてみたい。…たまにはな。
  ああ、あと、そうだ、もっと自分がいいようにすればいいのに、と思う。いつも私のことばかり悦くしようとするのだ。まぁ、それはそれで嬉しいのだが。」

41.野外ではどこまでなさいましたか?
権:「…最後まで、だな。…服を脱いだことはないが。」
泰:「……孫権様を地にはつけん…。」
権:「ああやはりあれは気遣ってそうしていたのか。私は気にせんぞ?」
泰:「…お召し物が…汚れますゆえ…」

42.どんな体位がお好みでしょう?
権:「体は後ろからの方が楽だが…やはりどちらかといえば向かい合っているほうが好きだ。」
泰:「…どれでも…」

43.褥の中で相手はいつもと変わりますか?
権:「変わらんといえば変わらんが、ただな、普段より一層優しく…普段より一層激しい。」
泰:「…まっすぐに…俺を求めてくださる…」

44.相手が褥の中で許してくれない行為は何でしょう?
権:「私が口でしてやるというといつも遠慮するな。それと、朝まで居ろと言っても決して残ろうとしない。」
泰:「…特には…。ただ…してはならぬことは…いくつかある…」
権:「私は気にせんといっておるのに。」
泰:「……いえ……」

45.相手に夜の営みを拒まれたことはありますか?
権:「ないな。ああ、私の体調を気遣ってくれることはあるか。そうわかっていてもやはり腹は立つが。」
泰:「…俺から求めることなど…せん…」

46.褥の中で声や涙は堪える方ですか?
権:「気恥ずかしいから多少は、な。だが途中でどうでもよくなる。…それに、周泰がな、そんな余裕もなくさせてくるのだ…。」
泰:「…出さん…」
権:「まあそもそも男は声などあまり出さぬからなぁ。私とて、まさか自分があんな声を出すなどと…思ってもみなかったぞ。」
泰:「…どうぞ…堪えずに…」
権:「っ。いつもお前はそう言ってくるな。珍しく周泰が自分の望みを言うものだから…嬉しくなくも…ない。」

47.ひとりで…したことはありますか?
権:「なっ!こんなことまで答えろというのかっ!?………女を覚えてからはしていなかったが……周泰と寝るようになってから…たまに……」
泰:「……孫権様……」
権:「なっ何でもない!!忘れろ!!」
泰:「……は……」
権:「そ、それで、お前はどうなのだ!」
泰:「…ガキの頃は…。」
権:「…今は?」
泰:「……時折……」

48.何を考えていましたか?
権:「…周泰のことを。」
泰:「…………」
権:「おい、何か言え」
泰:「……お許しを……」
権:「不遜だとか後ろめたいとか言うなら筋違いだぞ、むしろ他のものを思っている方が許せん!私をだな?私のことをだな?!」
泰:「………孫権様の……お姿……お声…匂い…味…温度……中の…感触…」
権:「そっ!そこまで事細かに言えとは言っておらん!!!!」

49.身体を重ねることで愛は深まっていくと思いますか?
権:「…そうだな。愛がどう、かはわからんが、少なくとも一層、離れがたくなった。それは確かだ。」
泰:「…別に…。」
権:「変わらんというのか?」
泰:「いえ……浅ましくも……次を望む…未練が…」
権:「うむ、ならば、それは同じことだろう。二人がそう思うのだから、愛が深まっていると、そう言っていいだろうか。」

50.最後に。お互いに、好きな場所に口づけしてあげてください。
権:「…周泰。」
泰:「…………」
権:「…ん…」
泰:「……孫権様」
権:「…ふふ。うん。続きは…後で私の部屋でな。今宵、来い。いいな?」
泰:「…はい…」

おつかれさまでした。




(後書きっつーか感想)
結論。私は会話文が死ぬほど苦手だ(泣)
というか、最後のとかどうやって会話だけでキスシーン(しかも場所まで)を表現したらいいのか。要求高いっすorz ちなみに上のは普通に口と口で…のつもりです。
あと、39,40、どちらも別に相手に秘密にする必要の無い答えだったね…まぁ…いいか。
あ、ところでこれ、質問者に対して答えている、という設定なので、周泰は基本タメ口に。孫権様に話しかけられたときだけ敬語。


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